メキシコの青年と私の交流
日本とメキシコの交流は、今から遡ること400年以上前の1609年、フィリピンからメキシコへ向かう帆船が途中嵐に遭遇し、千葉県御宿沖で座礁、これを見た御宿の人達は初めて見る異国の遭難者達を救出、献身的に介抱したことから始まっています。
メキシコ青年と私は、今年の印西市国際交流協会新年パーティで偶然出会い、話をしているうちに彼の明るさ、博識と真摯に人と向かい合う態度に好感を持ち、家族ぐるみでお付き合いをするようになりました。偶然にも拙宅の近所にお住いの方の奥様が、メキシコ人で彼の友人であることも判明、国際的な友達の輪が広がっています。
ある日、彼のスケッチ画を見せてくれました。時間のある時に絵を描いているとのことでしたが、日本人的な感性が色濃く漂う彼の個性的な絵の雰囲気にとても惹かれました。そこで印西市・白井市の興味の惹かれた「スポット」を描いてみてはどうかと提案し、月刊千葉ニュータウンに掲載が始まりました。
彼のスケッチ画を通して何か感じていただければ、又、印西市・白井市の外に向かっての発信の一助になれば、望外の幸せであります。更には大仰ではありますが、メキシコ・日本の国際交流にもなることを願っております。
印西市在住 角舘 厚信
スケッチ画作成者プロフィール
初出 月刊千葉ニュータウン 2018 10月号
シリーズで紹介させていただきます。